(1) |
ウイルスに感染する原因(ソフトの脆弱性)を無くす。 |
|
脆弱性とは、ソフトウエア製品やウェブアプリケーション等におけるセキュリティ上の問題箇所です。コンピュータ不正アクセスやコンピュータウイルス等により、この問題の箇所が攻撃されることで、そのソフトウエア製品やウェブアプリケーションの本来の機能や性能を損なう原因となり得るものをいいます。
簡単に書けば、ソフトの安全性における不具合と言えます。 |
|
|
(2) |
脆弱性を無くすには・・・ |
|
脆弱性を無くすには、ソフトのアップデートしかありません。Windowsの脆弱性ばかりが目立ちますが、脆弱性はどんなソフトにも存在し、発見されると、ソフトの製作者が修正して修正プログラムとしてWEBサイトなどに公開されます。
ただ、Windowsに限れば、WindowsUpdateという機能で修正プログラムを自動的にダウンロードし、インストールすることができるようになっています。(IE5以降) |
|
|
|
|
(3) |
ウイルス対策(予防)ソフトを使う |
|
上記のような予防を行っていても、そのタイミングが遅いためにウイルス感染してしまったり、 また、スパイウエアは必ずしも脆弱性を利用したものではなく、正常な機能(cookieなど)を利用しており、上記のような方法では予防はできません。
そこで、市販のウイルス対策ソフトを使用することをお勧めします。 |
|
|
(4) |
ウイルス対策ソフトの利点 |
|
ウイルス対策ソフトを使うと次のような利点があり、インターネットや電子メールを使うパソコンでは必ずインストールすることをお勧めします。 |
※ |
脆弱性があってもウイルスに感染しない。 |
※ |
ウイルス対策ソフトは新しいウイルスに対抗するために自動的に自分自身を更新する。 |
※ |
スパイウエアに対しても、問題の高いものは検知したり駆除してくれる。 |
※ |
ウイルスではなく、LAN環境設定の脆弱性を狙った侵入攻撃も検知してくれる。 |
|
|
(5) |
ウイルス対策ソフトの欠点 |
|
欠点が無いわけではありません。 |
※ |
パソコン起動時から常駐するので、パソコンに負荷がかかる。(注) |
※ |
有料である。(年間¥4000程度) |
※ |
設定しだいでは、WEBサイトが表示されなかったり、メールが正常に受信できなかったりする。 |
※ |
新しいソフトが正常にインストールされない場合がある。 |
|
(注)最近の高性能なパソコンではほとんど問題ありません。 |
|
|
|
|