パソコン困りごと相談〜エトセトラ

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パソコン困りごとエトセトラ [No5716 の記事表示]

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No5716 の記事


■5716 / )  Re[10]: 続き
□投稿者/ FUFUFU 一般人(12回)-(2008/06/13(金) 04:30:06)
    No5711に返信(テツヤさんの記事)

    詳細な説明をありがとうございます。
    かなりな部分、理解出来ました。

    1.メモリについて

    メモリを突っついても安定動作すれば、接触不良の心配がなくなる、ということですね。
    それを確認している、ということですね。

    確かに、テツヤさんの言うことは理解出来ます。
    ただし、問題があります。
    それは、あなたの書いた、
    「私は昔、産業用ではあるが、仕事でマイコン基板であれこれやって来た。」
    この部分です。
    つまり、あなたはプロの技術者であり、パソコンの中身に直接触れる仕事をしていたわけです。
    ですから、あなたは、プリント基板などを触る上での経験を持っています。
    そして、メモリを突っつくという検査方法は、その、あなたの経験があってこそ、出来ることなのです。

    ご自分で意識しているかどうかはわかりませんが、
    メモリを見たとき、自然に「触れる場所」「触ってはいけない場所」を判別しているはずです。
    また、同じように「どのくらいの力を基板にかけるか」ということも、わかっているのです。
    あなたには、経験があるからです。

    ところが、初心者掲示板で質問する人は、あなたのような経験を持っていません。
    ですから、触ってはいけないメモリの足部分を持って、感電する可能性もあります。
    「突っつく」と書かれれば、棒で思いっきり強くメモリを突っつくかもしれないのです。
    何も反応がなかったら、逆におかしいと思って、コネクタからはずれるほど、メモリを動かすかもしれないのです。

    そんなバカなことはしない、と思うかもしれませんが、初心者は、やる可能性があるのです。

    わたしが言っている「危険」とは、このようなことです。

    リンクの問題の時、まちゅさんが書いた、

    >質問者はテツヤさんよりパソコン知識が低い可能性が高いです。
    >その方に調査をさせるのはまずいです。

    このことは、ハードウェアについても、同じことなのです。

    初心者に、電気の流れているハードウェアに触る、というようなアドバイスは、してはいけないのです。
    だから、他の方々も非難するのです。
    そこを、理解してください。

    2.電解コンデンサについて

    テツヤさんがマイコン基板関係の仕事をしていたとき、まさに四級塩電解コンデンサが、大量に使われていたのだと思います。
    これは、全メーカーが出していたので、液漏れのメカニズムが解明されるまで、使われていました。
    それが、1987〜1996年の10年間です。

    解明されたメカニズムは、
    ・充放電を行うと、マイナス極側に強アルカリ成分が析出
    ・これが、電解液の水分に溶け込んで強アルカリになる
    ・この強アルカリ液がコンデンサのリードの表面を腐食
    ・液漏れが始まる
    ・漏れた強アルカリ液が、部品やパターンを浸食する
    というものです。
    テツヤさんのおっしゃる、液漏れの影響と一致します。

    電気分解によって、というのは間違いですが、おそらく、このメカニズムが解明される前に、
    原因として考えられていた、俗説ではないでしょうか。

    そして、この問題以降は、自動で液漏れのするコンデンサは、製造されていません。
    ですから、いま使われている電解コンデンサで、液漏れしていたら、それは破損であり、交換が必須なのです。
    下の「電解コンデンサの大量死 テンプレサイト」を見てください。

    電解コンデンサでは、次のような問題が起こりました。
    私が、質問者に電解コンデンサの確認を求める場合は、これが原因かもしれないと思っているときです。

    2000-2002年 台湾製不良コンデンサ大量死問題
    電解液の不良による水素ガスの異常発生→破裂→起動不能
    参考:電解コンデンサの大量死 テンプレサイト
    http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/6445/condenser/
    (もう古いのでリンク切れもありますが)

    その他、こんなのもありました。
    2005年 ニチコン製不良コンデンサ問題
    単なる製造ミスで、電解液の詰めすぎ。
    DellのサーバーやMacG5で不良発生。


    というように、コンデンサも大分変わっています。
    ですから、四級塩電解コンデンサの知識は、90年代に作られた、ビデオデッキやAV機器の修理に生かしてください。
    しかし、2000年以降に製造されているパソコンには、この知識は、当てはまらないのです。
    無理に当てはめると、間違った回答になってしまいます。
    新しい知識を、身につけてください。

    なお、コンデンサの資料は、PDFでメーカーからダウンロード出来ます。
    日本ケミコン
    http://www.chemi-con.co.jp/catalog_j/top.html
    ニチコン
    http://www.nichicon.co.jp/products/index.html


    3.BIOSについて

    テツヤさんは、質問者のパソコンの動作が変化しているのを、読み落としています。
    質問者のパソコンは、質問を重ねている最中に壊れてきたのです。

    はじめは、
    BIOS−問題なし、WinME−インストール可、WinXP−インストール不可
    だったのですが、途中から
    BIOS−遅い
    となっています。まあ、故障の前兆だったのでしょう。

    そして、BIOSに対して、HDDにインストールされたOSが影響を与えることはありません。
    HDDを取り外しても、BIOSは起動出来ますから。
    質問者は、HDDも交換していますから、なおさらです。


    4.最後にもう一度お願い

    >だから、PCの型番がわかった所で調べています。

    質問者は、はじめから型番を書いています。
    同じ間違いをしないためにも、回答を書く前に検索してください。

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