| 私の経験談。 長男が小学校1、2年生の頃、ゲーム機のことで母親に理不尽な文句を言ってい たとき、私は無言でそのゲームソフトをゲーム機から引き抜いて、窓を開けて外に 放り投げました。無言で睨む私に向かってしきり大泣きして文句を言っていた長男 は、自分に理がないと悟ったか、そのソフトを取りに外に行って帰ってきた後、 「ごめんなさい」と小さく誤っておりました。 息子二人、娘一人の3人の中で、お調子者で要領の良い長男は、その要領の良さ を逆に私に見咎められてよく殴られていましたね。 私が手術のために入院した病院から家内に用事があって家に電話すると、何が原 因だったか忘れましたが、前日にまた殴ってしまった長男が電話に出て、用件を 「ウン、ウン」と聞いた後暫く無言、いつも明るい声が沈みきっていました。 私が「お父さんも殴ることはなかったな。ごめんな。」というと、「うん。僕が悪 かったんで、ごめんなさい」と。 コミュニケーションは大事ですが、善悪の判断がつかない。または、判断はでき ても我侭な感情が先走って行動してしまいがちな小学校低学年までは、「鉄拳」も 必要でしょうね。そして、その後のフォローも・・・。
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