パソコンは次のような時代変遷をたどっている。
1.パソコン初期
2.MS−DOSシェア争い
3.MS−WINDOWSシェア争い
4.MS−WINDOWS95へ
5.DOS/V機標準へ
6.MS−WINDOWS98へ
7.私のパソコン購入計画
1.パソコン初期
1975年に、TK−85なるプログラムが組めるパソコン(NEC製)が発売される。
私たちみたいなマニアがこぞって買った機械。数字の羅列でプログラムを組む。
2.MS−DOSシェア争い 1980年代
MS−DOSだけではなくCP/Mなど、いくつかのOSが乱立していた時代を経て、
MS−DOSだけの市場ができ、そのMS−DOSもメーカー各社、仕様の異なる技術先
行のパソコン市場ができた。
この市場はNECならPC-8001、PC-8801、PC-6001、PC-6601が代表格
富士通ならFM-11、FM-7、FM-TOWNSが代表格、東芝ならダイナブックと言ったように
各メーカーが技術で競い合った時代。
3.MS−WINDOWS(3、3.1)シェア争い 1990年代
文字中心のMS−DOSから画像も扱えるMS−WINDOWSへとシフトしていく。
MS−DOSはメーカー毎の独自仕様だったものが統一仕様となり、パソコン毎にソフト
を別購入する必要が無くなった。
この時、ハード(パソコン)とソフト(MS−WINDOWSなど)は別購入。
4.MS−WINDOWS95へ 1996年〜
NECは戦略の上手さか日本のパソコン市場を独占した。NEC以外のメーカーはDO
S/V機(IBMの仕様を公開したパソコン)へと移る。世界市場はDOS/V機が市場
を押さえていたため。
MS−WINDOWSも3.1だけでなく次期商品95の発売が始まった。最初は95
の様子を見ていた方々(私を含む)も安定性はないが使えると踏んだ人たちが使い出した。
日本のパソコンメーカーもこぞってWIN95ソフトを乗せ出した。
ハード(パソコン)にソフトが最初から組込まれた商品が発売されはじめる。
5.DOS/V機標準へ
NECのPC−9821の独占市場がDOS/V機に奪われはじめ、NECもDOS/
V機(PC−9821NX)を発売する時代。世界標準規格=日本標準規格となる。NE
CもDOS/V機を発売することで既存のPC−9821パソコンのサポートをどこまで
する気があるのか疑問が残る対応を始めた。
6.MS−WINDOWS98へ 1998年〜
本日現在WIN95は安定していない。パソコンが動かなくなったりする。そのような
状態でWIN98がすぐに使えるかとの評価は「使いものにならない」がその答え。
現在、販売されているパソコンはWIN98への乗換を保証しているものもあるので、
WIN98が気になる方は、そういったパソコンを購入されたし。しかし、WIN98が
出ても2年間は安定しないと踏んでいるのでわざわざそんな物を買わなくてもと思う。
もうそろそろ、消費者はマイクロソフト社に躍らされるのはやめましょう。
必要無い機能は要らないとはっきり言いましょう。
7.私のパソコン購入計画
私は今までNECのパソコン(互換機を含む)だけを購入してきました。これは、NE
Cが好きだからと言うわけではなく、日本市場でNECが一番売れていたからです。
しかし、日本のパソコンメーカー全てがDOS/V機を発売し、価格も以前に比べて安
く日本語の変換技術も充分に使えるとなるとNECにこだわる必要は無くなってしまいま
した。
私は特にこだわりの無いお客様にはDOS/Vで現在市場1位の富士通を薦めています。
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