音源の種類



◇-音源の種類-シン(6/3-11:38)No.29830
 ┗Re:音源の種類-パーツ(6/3-12:21)No.29833
  ┗Re:音源の種類-シン(6/3-19:15)No.29861

29830音源の種類シン 6/3-11:38

OS名:WindowsMe
パソコン名:ダイナブック
ソフト名:音源
初歩的な質問なのですがGS音源とかXG音源とかよく聞くのですがどうちがうのでし
ょうか? また、他にも音源の種類はあるのでしょうか?

29833Re:音源の種類パーツ 6/3-12:21
記事番号29830へのコメント
MIDI音源ですね。(MIDI=コンピュータ音源でシンセサイザともいう)
簡単にいえばシンセサイザーの音色リスト(楽器の種類)や音響、エフェクトの
定義が異なるMIDI音源です。
いずれも、GM(generalMIDI)Level1の拡張に当たります。
まず、世界共通のMIDIがGMでウィンドウズの標準MIDI(DLS)となります。
これは、DLS1と同2に別れており、DLS2では、音色(楽器)数などが
多くなっています。GMはたいていのGM対応サウンドボードで
ほぼ同じ音質や音色で再生できます。

GSはローランドが開発したMIDI音源。
DLS1の発展版で、コーラスやリバーブなどの各種エフェクトの強化と
音色リストの大幅な強化をしてより綺麗な音質となっている。
GSに対応したサウンドボードやソフトシンセなどではほぼ共通の音質を再現できます。
GMにも対応。XGと互換性はない。

XGはヤマハが開発したMIDI音源。
GSと同じくDLSの発展型で、音色数や各種エフェクトなどが強化されており、
GMより綺麗な音質で再現できる。
また、GMにもより高音質で対応。ただし、GSとは互換性がない。

GSのサウンドカードやソフトシンセはXGをうまく再現できないことがあります。
同じく、XGもGSを綺麗に再現できないことがあります。
GM専用ボードではこれらの音源はうまく再現できません。
私の記憶では、昨年ローランドとヤマハはGSとXGの両方が使える機器やチップなどの
開発を発表したはず。

XGを再生するにはソフトシンセサイザのS−YXGシリーズが安上がりです。
GSの場合は、VSC(バーチャルサウンドキャンバス)が良いかな。

29861Re:音源の種類シン 6/3-19:15
記事番号29833へのコメント
とても参考になりました。
詳しい解説大変ありがとうございました。


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×初めて2004/05/24/(月) 00:46:22パーツさんの解説には少し不適切なところがあります。まず,GM GS XGというのは「MIDI音源」そのものではありません。これらはMIDI音源の音色配列を定める規格の名称です。GMはもっとも最初にできた統一規格で(GSはそれ以前にRolandが策定していた),現在のところもっとも汎用性があります。Windowsはこれを採用したに過ぎません。GSはたしかにRolandのものですが,音源の名称ではなくRolandの拡張規格という位置づけです。同様にXGはYAMAHAの拡張規格ということになります。さらに,これらは単なる音色配列の規格ですからGMよりGSやXGが音色がよいという記述は誤りです。たしかにGSやXGにはエフェクタの規定がありますから結果として「いい音」を鳴らせるかもしれませんが,音質自体は規格ではなくその音源(ソフト・ハード含めて)に依存します。以上,老婆心ながら。。。MSIE6/WinXP