仮想PCのメリットなど



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     ┗?!!Re:仮想PCのメリットなど...-norimaki2000-12/31-11:20(135)-No.434622

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434603仮想PCのメリットなどantelope-PC不慣れ 2007/12/31-06:48

メーカー名:DELL デル
OS名:WindowsVista
パソコン名:Inspiron
使用回線:光
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デュアルブートはしたことあるので分かるのですが
仮想PCはまだ未経験なのでどういうメリットがあるか
どういうデメリットがあるのかがよく分かりません

そこで聞きたいことがあるのですが
仮想PCを使う上でのメリットなどがあれば教えてください

またHDDをどれだけ使うか
重いソフトなども使うので
ホストOSの方だけを使用している場合に
仮想PCを構築している環境と構築していない環境ではソフトの動作に差がでるのかなどを教えてください

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434615Re:仮想PCのメリットなどjtaka[BJCB] 2007/12/31-08:50

記事番号434603へのコメント
> 仮想PCを使う上でのメリットなどがあれば教えてください
デュアルブートだと、サブのOSを使う場合にはメインのOSをシャットダウンしてから
サブのOSを起動しなければならないということになるし、メインのOSに復帰するにも
逆のことをおこなわなければならないので、時間的なコストがかかる。
仮想PCの場合はサブのOSはメインOS上でのプロセスとして動作しているので、メインOS
への復帰は比較的短時間となる。
また、サブOSとメインOSの間で何らかの通信をおこなうことが可能な実装になって
いることが多いと思う。

デメリットも当然あるわけで。
仮想化をおこなうためのプロセスのコストがどうしても必要なわけで、仮想マシン上の
OSでのアプリケーションの動作はネイティブマシン上のOSでの動作よりもどうしても
おそくなる。

# 余談:
# そもそもx86アーキテクチャは完全な仮想マシンを構成することができないというのが
# 理論的に実証されているらしい。それを補うために最近のCPUには仮想化を支援する
# ためのメカニズム(Intel VTやAMD-V)が実装されている。

また、仮想PCではPCの物理的なデバイスを直接利用できず、仮想マシン上で構成された
仮想デバイスを利用することになる。そのため、実際のデバイスで実装されている
アクセラレーション機能にアクセスすることができないことが多いはず。
# 仮想マシン上でそこあたりに上手く穴を開けてその手のメカニズムにアクセスできる
# ようになっている実装もあり得るけど。

>またHDDをどれだけ使うか
仮想PCではハードディスク上に仮想PCのみがアクセスできるハードディスク領域を
巨大なファイルとして用意しておいて、その中から仮想OSを起動させるようになって
いるような実装になっていることが多いので、そのファイルのサイズをどうするかに
よって使用量は異なるでしょう。

>重いソフトなども使うので
>ホストOSの方だけを使用している場合に
>仮想PCを構築している環境と構築していない環境ではソフトの動作に差がでるのかなどを教えてください
その「重いソフト」というのはメインのOSで使うのか、仮想マシン上のサブOSで
使うのかでいささか話は異なるでしょう。
メインOSの上で使うのならば、仮想マシンを立ち上げていなければそっちにCPUの
パワーを喰われることはないはず。
仮想PC上のサブOSで使うということは、仮想PC上のサブOSは現実のPCよりもかなり
遅いPC上で運用されているのと同じであるということになるので、それなりの
レスポンスにならざるを得ないということは覚悟するべきでしょうね。

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434622Re:仮想PCのメリットなどnorimaki2000 2007/12/31-11:20

記事番号434615へのコメント
どのような目的で仮想マシンを利用するかでメリットは若干異なります。
仮想マシンを利用する目的の例。
(1)旧OS、旧アプリケーションの延命
(2)テスト環境、開発環境での利用
(3)OSの完全なイメージ保存、ディザスタリカバリ

(1)についてですが、個人利用で多いのは例えばWindows98時代のアプリケーションが利用したい。
企業ユースではWindows NT 4.0時代のアプリケーションが利用したい。
これらは既に10年近く前のOSとアプリケーションで、最新機種では当然それら旧世代のOSがサポート
されておらず、仮想マシン上で旧OSを利用するメリットが享受できます。
ほかに実質的な選択肢がないわけだから。

(2)についてですが、例えば1年前のWindows Vistaリリース前に仮想マシン上でVistaを稼動させて
みることができました。
企業ユースなら仮想マシン上でWindows Server 2008を稼動させることができます。
サービスパックのベータ版やRC版も、物理環境で試すには敷居が高いけど、仮想環境であれば
気軽に試せます。

アプリケーション開発でも例えば業務パッケージのメジャーバージョンアップ、DBMSのバージョン
アップなど大掛かりなバージョン変更ではOSから含めた開発環境・評価環境が必要です。


(3)についてですが、仮想マシン(バーチャルディスク)を別媒体に定期的に保存しておけば、OSから
含めた完全なイメージがバックアップできます。
災害時に少しでも早く復旧させたい要望があるなら大きなメリットです。
Symantec Backup Exec System RecoveryやAcronis True ImageなどOSが稼動中にOSを含むイメージが
保存できるツールはありますが、それらを使うより確実にイメージが保存できます。
(ただしバーチャルディスクのコピー時には仮想OSは停止が必要)


仮想環境に何を求めるかによって、費用対効果を考える必要があります。

性能面ですが、個人的にはデュアルコアXeon以上のCPUでSAS 15000rpmのサーバ機であれば、
仮想OSの1つや2つで問題になることはないと思います。
(仮想化対象が5年以上前の旧アプリケーションの場合)
当然ですが仮想OSごとに必要なメモリ容量は割り当てなければなりません。

個人利用なら、まあここであれこれ悩む前にVirtual PC 2007でも1度使ってみて。
試してみるのが一番でしょう。

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