| カスペルスキー6、「Windowsの起動時間が長くなるソフトウェアランキングにおいて第3位」だそうで・・・。 と、いうことで、ぼくが設定しているオプションを紹介します。 カスペルスキー5と同等の感覚で使用したいなら、以下のように設定してください。
1)「更新処理」の設定を「自動」から「時間単位」に変更。 平日のみ連続5時間以上使うなら「3時間ごと」。 たまにしか起動しない or 短時間しか使わないなら「1時間ごと」。 休日なしで長時間以上使うなら、調整しながら使いやすい時間に。 上記以外なら「2時間ごと」に更新するように設定。 ※休み明けやパターン更新しなかった日の翌日など、パターンが 古くなっている場合、起動後手動でパターン更新
2)「スタートアップオブジェクトのスキャン」を「更新処理ごと」に変更。
カスペルスキー6でWindowsの起動処理の邪魔をしているのは、一番が 「スタートアップオブジェクトのスキャン」で二番目が「更新処理」です。 この二つの処理を「Windows起動処理が完了し、HDDアクセスの少なくなった 時間帯」に移動することで、起動処理のストレスが大幅に減らせます。 ↑カスペルスキーに限りませんが・・・。 昔のMcAfeeにもスタートアップスキャン機能があって、それが非常に 重たいので停止して使用していました。 現在のWindowsは昔よりさらにスタートアップ項目が多いので、 スタートアップオブジェクトのスキャンが信じられないほど時間を 喰います。これが、カスペル6の起動負荷増大原因になっています。 また、更新処理はネットワーク使用による負荷やファイル書き込み/ 削除のディスクアクセス負荷が非常に大きいです
本当は「HDDアクセスが止まり次第、即時」という設定があればBESTなのですが、 「裏をかいてHDDアクセスしっぱなしウイルス」が出るとアウトだし、 HDDアクセスの監視が負荷になる可能性もありますので、実現は不可能ですね。
ちなみに、カスペルスキー5にはスタートアップスキャンはありませんでしたが、 起動時の自動更新を遅らせる方法もありませんでした(自動更新しない方法しか 無かった)。 チューニングによって、もしかしたらカスペルスキー5よりも快適に起動するかも しれませんね。
パターン/エンジン更新時にスタートアップオブジェクトをスキャンする設定に しているのは、「ウイルスを仕込みやすいのはスタートアップオブジェクト」 「完全スキャンはパターン更新後にスキャンされていないファイルだけ行うので、 先にできるだけ多くのファイルをスキャンしておいた方が完全スキャンが早い」 といった理由に拠ります。 更新時のスキャン対象はコレがBESTというわけではありません。 用心するならより多くのオブジェクトをスキャンするように設定。 更新処理をより軽くするなら、スキャンオブジェクト数を減らすべくカスタマイズ してください。
タイトルの「主に」は、カスペル以外であってもオプションによって設定可能 であるから付けました。 もともと、最悪時代のMcAfeeで開発したカスタマイズ方法ですし・・・。
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