パソコン定価価格調査報告

平成9年1・3月のカタログと6月のカタログを比べた。

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4〜6ヶ月おきにパソコンが発売され、めまぐるしい勢いで技術が向上している。 それが、パソコンです。最新の情報をいつも仕入れておかないと損な買い物をすること にもなり兼ねません。しかし、情報を集めることは案外たいへんなんです。 その情報を少しでも助けられるようにとまとめています。何かご質問があれば、 メールでも下さい。

チェック1 値引き率だけでは安くなったといえない。
例1 同一メーカーの同一性能デスクトップパソコンを発売時期で比べてみる 
1997年1月に発売されたデスクトップパソコンの定価は333,000円
 → 同年6月に発売された同等品の金額は278,000〜283,000円
   5,000円の差はWORD&EXCELモデルが高くなった。
   一太郎&LOTUSモデルが安くなったともいえる。
結果50,000円安くなっている。
つまり、15%定価ベースで安くなっているので、値引き率を見る前に発売時期を見てください。

例2 同一メーカーの同価格ノートパソコンを発売時期で比べてみる
1997年3月に発売されたノートパソコンの定価は488,000円
 → 同年6月に発売されたノートパソコンの性能を比較する
@CPUがMMX非対応から対応となった。
AHDDが1.3GBから1.6GBとなった。
BCDーROM読み取り速度が8倍速から13倍速になった。
Cモデム通信速度が22.8kbpsから33.6kbpsになった。

チェック2 CPUが小さい(Mhzの数字)からといって遅い訳ではない
例えばCPU200Mhzメモリ32MBとCPU166Mhzメモリ64MBでは 後者の方が早い。メモリを32MB追加するのに約30,000円かかる。
例1 1997年1月のデスクトップで比較した
200Mhz32MBは498,000円
 → 166Mhz64MB(32+32追加)で403,000+30,000円
結果65,000円安い

例2 1997年6月のデスクトップで比較した
200Mhz32MBは358,000円、
 → 166Mhz64MB(32+32追加)で318,000+30,000円
 → 166Mhz64MB(MMX対応せず)で278,000+30,000円
結果10,000〜50,000円安い